映像翻訳科

学科主任挨拶

プロフィール【最近の主な演出作品】
【DVD】
「ステップ・アップ」「恋愛ルーキーズ」「ファイナル・ソルジャー」「プリティ・ライフ2」「ルワンダの涙」「レイダース 失われた魔宮と最後の王国」
【TV】
「キッシンジャー アメリカ外交秘話を語る」
【TVシリーズ】
「ONE TREE HILL」「レバレッジ~詐欺師たちの流儀」 「突撃!大人の職業体験」 「ミーアキャットの世界」「ゴッサム・シティ・エンジェル」
【ゲーム】
「ブルードラゴン」「OVER G」「ニードフォースピード」

映像テクノアカデミアの声優科は、外国映画、海外ドラマ、アニメーション、ゲーム、ナレーションなど、あらゆる声の現場で活躍できる声優を育成するためのカリキュラムを組んできました。このカリキュラム実現のために、経験豊富かつ現役で活躍されている層の厚い講師陣の用意、そして音響制作業界のトップを走り続ける東北新社の学校ならではの、実際の現場から届けられる知識と技術によって、ただの憧れや夢ではなく、ひとつの職業として声優を志す皆さんの背中を力強く押し、その目標を達成してもらう、ということを開校以来続けてきました。

ここで、「声優科」という学科名についてひとこと。その名の通り、声優コースと俳優コースがあるのですが、どちらの皆さんも目指すのはあくまで「声優」です。これは、声優も、舞台俳優も、映画俳優も、根幹となるものはまったく同じであり、どれも「役者」であって「俳優」であるという、私たちの考え方に基づいて名づけられたものです。カリキュラムとしても、声優科がマイク前での技術にやや時間をかけるのに対し、俳優科が役の作り方や演技の引き出しを作ることに力を入れるという違いがあるくらいのもので、大きな差はありません。

当校には、まったく演技経験の無い人から、他校で声優になるための基礎を学んだという人、劇団の研究生だったという人、ミュージカル俳優を目指して訓練を積み重ねてきた人など、さまざまな経歴を持った人たちが集まっています。そのため当校には「基礎クラス(トータル・トレーニング・コースも含む)」、「研修クラス」、「実践クラス」とレベルの異なる三段階のクラスを用意し、皆さん一人一人の力を見させていただいた上で、実力に合ったクラスで学んでいただくことにしています。

演技の経験が無いという人には、基礎クラスで、まず基本中の基本である、「声を出す」ということから始めていただきます。そこで、声がどのようにして出るのか、体のメカニズムと呼吸法を学び、声を使って表現する上で必要とされる発声法とそれを支える肉体を作っていきます。併せて、滑舌を鍛え、アクセントなどを見直し、まずは相手にちゃんと伝わる言葉にすることを目指します。と同時に、台本を読む、戯曲を読むことによって、キャラクターの描かれ方、台詞の奥底にある感情、または行間に隠された心の動きなど、想像力をめいっぱい働かせながら、紙の上に並んだ活字を丁寧に読み解き、それに基づいた表現を想像し発想して、「演じる」ことの愉しさを味わっていきます。

より深く、密度濃く、多くの経験を得たいと希望する人には、トータル・トレーニング・コースを選んでいただいています。

第二段階である研修クラスですが、受講するには、まず上記のような基本的なことがしっかりと身に付いていることが必須条件です。基礎クラスが「演じることの愉しさ」を味わっていただくものであると述べましたが、ここからは自分が楽しむだけではなく、それを見てくれる人たち、つまりはお客さんたちを楽しませることができるかであったり、講師たちのより高いレベルの要求に応えることができるかであったりと、常に自分の能力がどこまでのものであって、そこに壁を感じたならば、その壁を乗り越えるには何をすべきなのかということを考え、挑戦と失敗を何度もし続ける。いわゆる「自分との闘い」というものが生まれてきます。人の何倍もの努力を重ね、感性を磨く。ここで声優としての土台を築けるかどうかで、その先が大きく変わってくると思います。

第三段階である実践クラス。実力が認められれば、一年後にはプロになる人たちが出るクラスです。この段階で基礎クラス、研修クラスで述べてきたことがまだ身に付いていないようであれば、プロの声優への道はまだまだ遠いと考えた方がよいでしょう。2月に行われる「プレゼン公演」に参加されるプロダクション関係者の方々は、「演じることが好きな人」を求めてやってくるわけではありません。「演じることができる人」、それも人の心を捉えて離さないような表現力と確かな技術を持った人を求めているのです。それに見合う価値を持たない人は、プロの声優たちが活躍するステージに上がることはできません。皆さんが、いわば「商品」としての価値を見出されて初めて、プロダクションへの所属が決まるのです。

念願叶って、見事プロダクションに所属することができたなら、まずは自分のこれまでの努力を称えるべきでしょう。ですがプロの声優としては、まだようやくスタートラインに着いたばかり。同時期にプロになった周りの人たちはおろか、現在活躍されている先輩の声優たちすべてがライバルです。そして皆さんは実際の現場というものを知らないでしょうし、ディレクターやプロデューサーなどの現場側の人たちも皆さんのことをまったく知りません。プロの現場で活躍するためには、現場で求められるものを知らなければいけないでしょうが、現場に入るチャンスそのものがなかなか無いのが現状です。そのようなことを考慮して設けられたのが、当校のプロクラスです。

プロクラスでは、プロダクション所属者を対象に、第一線で活躍する吹替ディレクターや音響監督が直接指導するという形式の授業を行っています。現場で必要とされる技術や心構えなどを学ぶことができ、実力と個性が認められれば、ディレクターたちが演出する作品に出演するチャンスが巡ってくることでしょう。

以上のように、映像テクノアカデミアの声優科が、プロダクションに所属するまでと、所属してから現場へ出て仕事をするまでの道のりを提示してくれることはお分かりいただけたと思いますが、この道のりは、そこに立てば、あとは自動的に運んでくれるエスカレーターではありませんので、誤解のないようにしていただきたいと思います。声優、いや俳優、役者という職業は、いわゆる人気商売です。実力のある、魅力のある人は引く手数多で一日何件もの仕事を抱えてあちこちのスタジオを飛び回り、そうでない人はまったく声がかからず、毎日が日曜日といった、非常に不安定で、非常に不平等な世界なのです。外から見る分には、一見華やかで楽しそうに見えるかもしれませんが、何となくで入るにはあまりに恐ろしい世界です。ですから最後に、何よりも本気でプロを目指し、現場で活躍することを具体的な目標として掲げていて、それを達成するためには労苦を厭わない覚悟であるということを当校に入る時の第一条件にさせていただきたいと思います。皆さんが真剣な眼差しで当校の門を叩く日を心待ちにしています。

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映像テクノアカデミアの声優科では、演技基礎や発声などの基礎を学び、さらに吹替やナレーション実習・舞台公演などの実践も経験できます。
声優養成所として業界をリードする総合映像プロダクション「東北新社グループ」の完全バックアップにより、在学中に東北新社制作作品に出演することもできます。卒業後もプロクラスでさらに学ぶことが可能です。