声優科

2013年 09月 25日

フィナーレ!コラボ授業 試写会&講評会レポート

20130915コラボ講評会1.JPG 映像テクノアカデミア名物である「映像翻訳科+声優・俳優科コラボ特別授業」。6月からスタートしたこの特別授業も、9月15日に行われた試写会&講評会をもって、ついにフィナーレを迎えました!

当日は朝10時には各チームが集まり、試写会が行われました。それぞれのチームが作り上げた作品(教材は「フレンズ」。日本語吹替版の台本作り&アフレコにチャレンジしました。詳しくは過去の記事をご覧ください)を、皆で一気に観ていきます。8月24日・25日に行われたアフレコ収録の後、編集をプロの方にしてもらい、その完成品をみるのは、自分のチームの作品でもこの日が初めて。皆この日を心待ちにしていたことでしょう。

試写が始まると、内容がコメディドラマということもあり、一斉に笑いが起こったり、すごい!と他のチームの出来の素晴らしさに感嘆したり、中には悔しさを隠しきれない人も。人前で上映されて初めて、気付くことも多かったのではないでしょうか。

20130915コラボ講評会2.JPG試写会が終わると、1時間の休憩の後、午後からは講評会が行われました。各チームの翻訳・演技の担当講師から、完成品への評価が伝えられます。
「台詞の意味が伝わらない部分があった。伝わらないと面白い場面でも笑えない」
「演技のテンポが悪くなる台詞があった」
「演技しやすいように台本の書き方をもう少し工夫しないとダメ」
「品がない」
「滑舌が悪い」
など、厳しいコメントもあれば、
「全体的に例年に比べレベルが高かった」
「本気でがんばったということがきちんと伝わってきて、嬉しかった」
などのお褒めの言葉もありました。

20130915コラボ講評会3.JPGそしてなんと!全てのチームのアフレコの監督をした佐藤宏樹吹替ディレクター(声優・俳優科の学科主任)から、声優・俳優科の参加者一人一人への講評がありました。プロとして将来活躍するために、どこが良くてどこを改善したら良いのか、一人一人にコメントがあったので、生徒にとっては大変貴重な時間になったと思います。

普段は交流する機会があまりない映像翻訳科と声優・俳優科の学生が、一緒になって一つの作品を作り上げるというこのコラボ特別授業。ここで得た貴重な経験を、必ず今後に活かしていきましょう。参加した皆さま、本当にお疲れ様でした!

最後に、コラボ授業に参加をした学生たちの感想と来年度の受講生に向けてのメッセージを、ほんの一部ですがご覧ください。近い将来、皆さんがプロの現場で活躍する日が来ることを、アカデミア事務局一同、心から願っています。

[声優・俳優科 感想]
・翻訳科の方からの見方・見解等、普段気付ないことにたくさん気付かされました。台本作りの上での意図を直接伺えたことは、大きな収穫となりました。

・翻訳の人によって全然キャラクターや作品の雰囲気が変わるというのはとても面白い発見でした。翻訳の人の選びに選んだ言葉を生かすも殺すも役者次第なんだということも実感しました。

・月並みな言葉ですが、「やって良かった!」と思いました。普段のレッスンとは違い、1つの作品を通して、1つのキャラクターに長時間向き合えたことでたくさんの気付き、学びがありました。

・自分達のチームだけでなく他チームの芝居を聞くことによって、いつも以上にフィードバックができたと思います。同じ役を他の人が演じているのを聞くと、自分のことのみ考えているよりダメな点、良い点がわかりやすい。また、吹替の声の合わせ方など、一人では練習しづらいこともじっくりできたのも良かったです。

[声優・俳優科 来年度の受講生に向けて]
・必ず受講すべきだと思います。自分達の力で1つの作品を作る難しさはとても勉強になります。

・参加できてとても良かったと思います。クラスの人以外の意見や演技、考えを聞けるのはやっぱり勉強になります。

・スタジオで収録できることや、通常の授業ではワンシーンしか演じないので、1話1話演じて編集してもらった自分の声を聞けるのは、貴重な体験だと思います。

・ただ練習しているだけではなかなかわからない自分の欠点、やれてるつもりの認識不足、そういったものがよくわかります。自分だけでは詰まってしまったりわからなくなる点を、色々な人から意見をもらうことで乗り越えられたり。少しでも多く経験をと考えるなら、是非受けてみることをお勧めします。

[映像翻訳科 感想]
・声優・俳優科の人に演じてもらうことで、見える景色がガラッと変わって、「台詞」・「会話」・「流れ」に意識がいくようになりました。他のメンバーとのやりとりで、自分ひとりでは考え付かないようなポイントが出てきて、コラボの面白さの一つだと思います。

・読んでわかりやすい言葉と、聞いてわかりやすい言葉とは違うんだということがわかりました。

・書いた台詞が実際に発声された時の印象の違いは想像以上で、下手な翻訳も声優さんで救われることがある、というのが発見でした。逆に、演技に負担をかけない翻訳を心がけなきゃいけないと痛感しました。

・完成台本を作成したことがなかったので、実際に作業してみて色々な発見があった。翻訳の内容も大事だけれど、作品に関わる様々なひとに向けて、いかに読みやすくわかりやすい台本に仕上げるかに気を配ることができたのは、大きな収穫だったと思う。

[映像翻訳科 来年度の受講生に向けて]
・コラボを通して「台本の書き方」「声優さんがどう台本を読むか」を学んだのが一番の収穫です。とても身になる授業だと思います。
・「コラボ楽しいよ!」てあちこちから聞くと思いますが、その何十倍もやる価値ありです!

・何より自分の書いた台詞に命が吹き込まれていく過程を目の前で見ることができるのは、とても感動的で、今後の原動力になります。

・ここだけの話し(?)普段の授業よりも勉強になると思います。是非、参加してください!