<a href="/graduate/">卒業生インタビュー</a> 皆川純子

卒業生インタビュー

この職業は厳しいけれどもそれ以上の楽しみがある

皆川純子

000 俳協(東京俳優生活協同組合)所属

【主な作品】
アニメ:TX「テニスの王子様」(主役越前リョーマ)「LOVELESS」(主役青柳立夏)「ヴァンパイア騎士」(早園瑠佳)TBS「コードギアス 反逆のルルーシュ」(コーネリア)「Pandora Hearts」(オズ・ベザリウス) 他多数
ゲーム:PS2「サクラ大戦V~さらば愛しき人よ~」(サジータ・ワインバーグ) 他多数

今日は。

今日は。

今日はお忙しいところ、卒業生インタビューに来て頂きありがとうございます。それでは早速始めたいと思いますが、よろしいでしょうか?

はい、お願いします。 (冷たいお茶が運ばれてくる。)ちょうど喉が渇いてたんです。有難うございます。

昔から、皆川さんはカメラを向けられると、顔が変わるんですよね。

そんなことない、そんなことないですよ(笑)

目に力が入るという、印象が私にはありましたね。所で、皆川さんが、この学校に来る前の事は知らないので、教えて頂けませんか?そもそもこの学校に入るキッカケとか、声優を目指したキッカケは何だったんでしょうか?

そうですね。芝居とか演技をすることに関しては、小さい頃から興味があったんですが、それをどう実現して良いかのノウハウが分からないまま、というか、自分にそんな事は無理なんだろうなあと思っていたので、そのまま社会人になったんです。でも社会人になって改めて、「私はこのままで良いのか?これが私の一生の仕事なのだろうか」と自問自答したんですね。

そしてここで私が本当にやりたかった事を、全力でやってみようと思ったんです。そう考えた時にたどり着いたのが「演技をする」ということでした。それからいろいろな劇団の養成所のパンフレットを集めたんですが、それを読んで初めて、劇団に入ると毎日のようにお稽古があると知りまして...。

生活や学費を考えると収入は絶対に必要なので、OLをしながら勉強できるところを探しました。その時に見つけたのが、声優というカテゴリーなんです。声優もお芝居だし、勿論小さい頃から漫画も好きだったし、アニメも好きだったし。面白いかもって、声優養成所のパンフレットを沢山、沢山集めて、......。で、ここに、映像テクノアカデミアにしようと思って......。

で、その沢山、沢山集めた中の養成所の中から、テクノアカデミアを選んだのは、どんな理由からですか?

渋かったんです。(????)

しぶい? 何が渋かったんですか?

しっかりしてそうというか、地に足がついている感じがしたんです。その時、もう20才を超えていたし、大人が行っても浮かない学校だなと思って。

成る程ね。

この学校には50代もいるし、20代なんてまだまだ若いって言われて、びっくりすると同時に安心したのを覚えてます。それに、母体が東北新社だったんで、さらにいいんじゃないかと思ったんです。私でも知ってるくらいに、洋画の吹替制作などで有名な会社ですからね。それと、入学の決め手は、卒業時にはいろいろなプロダクションのオーディションがあるところでした。

入る前にちゃんと分析したんですね。

ええ、吟味しましたとも。

それだけ吟味して入った学校ですけど、入ってみてどうでした?

そうですね、最初は芝居に関した何かをやりたいっていう事と、夢中になれる何かを見つける事で、充実した日々にしたいという気持ちだったんですけど、入ってみたら本当に面白くて、やればやるほど本気になって、これは絶対に一生の仕事にしたいなあと、真剣に思うようになりました。ちなみに私が最初に入ったクラスは基礎クラスです。だってまったくの初心者だったから。

ということは、基礎、研修、実践、プロクラスと進んだ訳ですね。

はい。

じゃあ、授業を受ける中で、印象に残った事とか、ありましたか?

そうですねえ...。先生方がバラエティ豊かなところかな。

????バラエティが......?

現役バリバリのナレーター、声優、歌手、音響監督、CMプロデューサー。本当に色んな方に、色んな側面から勉強方法や物の考え方を聞かせて貰って、声優になるためのノウハウはもちろん、人間的に豊かになる事を教わりました。授業では実際にマイク前に立つので、実践的なことをたくさん教えてもらいましたし、現場レベルでのルールやマナーも教わりましたね。

勿論、吹替の基本から、ナレーションの基本、演技の基本などいっぱい習うことがあって。例えば、自分なりに短い物語やキャラクターを作って、それを演じたり、基礎中の基礎ですが、発声もすごく勉強になりました。一つ一つが大事なことばかりだったんです。

在学中に実習で、現場に出るという事はありましたか?

基礎、研修ではありませんでしたが、実践になってからは時々ありました。

一番最初の現場に行った時は、どんな感じでしたか?

もう、胃が痛くて、眠れなくて、忘れられないですよ。プロになってからの初めての仕事の時もそうですし......緊張し過ぎて、ディレクターが何を言ってるのか分からないんです。何を言われているのか、全然、頭に入ってこないんです。業界用語は分からないし、後ろにふらぁっと倒れそうになりました、緊張し過ぎて(笑)

はははは。皆川さんでもそうでしたか。

いやいや、初めての現場やディレクターの場合はいまだに緊張しますよ。緊張する方なんです。むしろある程度の緊張感はあった方がいいんですけどね。...ああでも、思い出しても胃が痛くなります。

それでプロを目指そうと本気で決意したのはいつ頃からですか?

明確にこの時期とかはないんですが、徐々に思うようになりました。学校の授業以外にも、サークル活動をしていたので、それがあったからこそ、余計士気が高まったんだと思います。

そのサークル活動で士気が高まったというのは?

ただ授業を一緒にやっているだけじゃ感じなかったことを、サークル活動をやることによって感じるようになったんです。友達とより深くふれあう事で、いろいろなことを学びました。目指しているものが同じなので、お互いに切磋琢磨して、刺激しあえてたんだと思います。今でもその友人たちとは交流が続いていますが、まぎれもなく私の大きな財産です。

プロになって一番最初のレギュラーは何でしたか?

アニメでは「テニスの王子様」です。リョーマ役に決まった時は、とてつもなく嬉しかったですね。

そのテニプリをやっている間に苦労したこと、または大変だったことなんかありましたか?

苦労を感じた事は一度もないんですが、大変かもと思ったのは、ちょっとやそっとじゃ休めない事ですかね。OLの時は風邪を引いたら、電話一本で会社を休むこともありましたが、この仕事は声が出る以上、例え40度の熱があっても、とりあえず現場には行きますからね。ですから、普段から健康管理だけは、気をつけなきゃと思ってます。

例えばどんな事を?

基本なんですが、まめに手を洗う、うがいをする。喉が痛ければ悪化する前に病院に行きます。その他は特別なことはしていません。あとは、電車の中でゴホンゴホンしている人からは申し訳ないですが、離れます。

で、今後、目指すところなんですが、どういう役者になりたいですか?

今後の目標ですか。そうですね、漠然としていますが、年を重ねても、なんらかの形で声の仕事はしていたいです。自分が小さい頃に見ていた作品に出ている声優さんと、お仕事をご一緒させていただく機会があるんですが、そういう方たちを見ていると、本当にすごいと思うんです。私もそうなりたいと思ってます。ずっと続けていたい仕事ですからね。

そういう所を目指しているんですね、分かりました。それでは最後に、これから声優を目指そうとする人、これから勉強をしてプロになろうとする後輩たちに、一言お願いします。

この職業はなるまでも、なってからも厳しいんです。だけど、それ以上に楽しい事が多いですよ。私も声優になれてよかったと、本当に思っているので、......とても魅力的な仕事です。間違いないです。なのでやりたいという気持ちを失わず、頑張ってください。

今日はお忙しいところ本当に有難うございました。

【卒業生インタビュー 皆川純子】 声優養成所や俳優養成所をお探しのみなさま
映像テクノアカデミアの声優科では、演技基礎や発声などの基礎を学び、さらに吹替やナレーション実習・舞台公演などの実践も経験できます。 声優養成所・俳優養成所として、業界をリードする総合映像プロダクション「東北新社グループ」の完全バックアップにより、在学中に東北新社制作作品に出演することもできます。卒業後もプロクラスでさらに学ぶことが可能です。