映像テクノアカデミア

Techno Voice スタッフが綴る公式ブログ

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【映像・広告】授業中...

2011年6月24日 14:44

こんにちわ。映像・広告クリエイター科エディターのLiNLiNです。

お久しぶりです。先日、築地でおいしいお寿司を食べてコロコロになってきました。



さて、



新学期から2ヶ月が経ち、少しづつ操作に戸惑わなくなって

きた生徒さん達。

映像編集専科の授業は、3つの部屋にわかれ、少人数制で「びしっと」行われます。

0624.jpg
↑こんな感じ。↑

基本操作などは、講師が一度デモンストレーションを行いその後は、

生徒さんが先生になり次の生徒さんを教えていく。

人に教えられるようになったらきちんと覚えられている証拠です。

皆さん戸惑いながらも一生懸命教えていました!

もちろん、講師もそばにいますから違う方向に行きそうでしたらすぐ軌道修正しますよ♡


映像業界に興味がある皆さん、良かったら授業に遊びにきませんか?

お待ちしております。

 twitterはじめました

【映像翻訳】吹替翻訳に物申す!!

2011年6月21日 16:57

ちょっと挑発的なタイトルで始めてみました。

半年ぶりの登場、男守骨斗(だんすこっと)です。

 

梅雨、ですね。私は嫌いです。

まあ、「好き」って人もあまりいないんでしょうけど。

洗濯物が乾きにくいとか、ジメジメして不快とか嫌いな理由は色々あるんですが、

今年はぶっちぎりでこれですね。

 

お気に入りの自転車に乗れない!

 

お気に入り過ぎて、濡らしたくないので、雨の日は乗らないようにしてるんですが、

しばらく乗らないと、そこそこストレスが溜まってきますね。

 

カラッと晴れた青空の下、緑が生い茂る代々木公園の、

その木々と葉をくぐり抜けるようにして走るのは、まさに「爽快」の一言。

そんな日が一日も早く訪れることを勝手に祈っている、今日この頃です。

 

 

そろそろ本題に。

前回のブログにも書いたように、

私はアカデミアの声優・俳優科の講師と、吹替のディレクターという二つの仕事を

「どちらも本業」という心構えでやっているのですが、実はもうひとつの仕事があります。

「節操ないな~」なんて言わないでください、本人も何となくそんな気がしてるんですから。

いや、ところがこれは、私が日本語吹替版の制作に携わる人間である限り、

絶対に疎かにできない要素であり、深く関わるべき要素であると思うのです。

 

それは、吹替翻訳の講師。

とは言っても、英語ができるわけではないので、訳し方を教えているのではありません。

あくまで、ディレクターとしての見地から、どういう吹替翻訳が望ましいかを伝えるという

「特別講義」という形での授業です。

 

この授業は先月行われたのですが、

ディレクターの仕事内容や翻訳者との関係性、台詞の尺の長さの合わせ方についてや、

読みやすい翻訳原稿の書き方などを、体験談、主に失敗談を織り交ぜながら説明しました。

生徒のみなさんも、普段あまり聞けない話だからでしょうか、とても熱心に聞いてくれていたようです。

昨年まではこの1回こっきりでしたが、今年からはこの授業と「アフレコ実習」という授業が連動し、

より実りの多いものになりました。

 

「アフレコ実習」がどういうものかと言うと、

某有名映画のワンシーンを、授業の時間内で生徒のみなさんが吹替翻訳し、

それを次の授業で、プロの声優さん読んでもらう、というもので、

しかもただ読むのではなく、収録現場さながらの環境で実際に台詞を収録し、

その場で映像と合わせて見て確認するという、とても実践的な授業です。 

 

アフレコ実習 010.jpg

 

「同じ映画の同じシーンなのに、これだけ違いが出てくるものか!」

というのが私の印象。

そこには誤訳といった問題も含まれますが、

書き手によってキャラクターの印象がずいぶん異なるものだな、と感じました。

 

これはまさに一目瞭然だと思ったのが、台詞の尺の長さ。

翻訳していく過程の中で、「尺合わせ」という、オリジナルの台詞の長さに合うように

日本語の台詞の長さを調整する作業があるのですが、

声に出して読まれることをイメージしながら、実際に声を出してやらないと、適切な長さにならないのです。

その「声出し」を怠ったのでしょうか?

「これ早口言葉?」くらいのスピードで読まれる台詞がいくつか見られ、

思わず吹き出してしまうこともありました。

 

しかしそれも、プロの声優さんがどのくらいのスピードで台詞を読めるものなのか、

また、どのくらいのスピードだと聞きやすいものなのか、というものを

収録現場に近い環境の中、「感覚」で捉えられたということはとても大きな収穫だったのではないかと思います。

 

 

授業を受けられた生徒のみなさんには、

この経験を、夏から秋にかけて行われる

「映像翻訳科×声優・俳優科 コラボレーション授業」

そしてさらにその先にある「卒業試験」とも言うべき

「トライアル」にうまくつなげていって欲しいと思います。

 

その先々には、私、男守骨斗(だんすこっと)が立ちはだかるはずです。

鬼の形相で・・・(笑)

 

 

 

 

【映像・広告】「DSJ2011 デジタルサイネージジャパン展」(@幕張メッセ)

2011年6月11日 13:45

P6091081.JPGP6091048.JPG 

 

この名前が付いた展示会が始まって今年で3年目。

INTERROP TOKYO

IMC TOKYOInterrop Media Convergence)の

二つの展示会と同時開催です。

毎年これから向かうべきインターネットの世界と

デジタルサイネージの方向を指し示してくれます。

今年は昨年と比べて大きな変化はなく、

クラウドコンピューティング、スマートグリッド、

セキュリティ対策、省エネ、などをテーマに

展示されているものが多かった。

強いて言うなら、3・11以降の展示会なので、

節電関連の展示が目立ちました。

 

そういえば、スティーブ・ジョブスがアップルの新製品発表会で

i-cloud」の発表をしたのは先週のことです。

基調講演を聴く。

タイトルは「デジタルサイネージの次世代展開」

妹尾堅一郎、

東京大学知的資産経営統括寄附講座特任教授

独立非営利活動法人産学連携推進機構理事長

という長い肩書を持つ先生です。

国家が今後の指針となる、

 

「国際標準化特定戦略分野」(7分野15項目)

というのがあります。

これを見ると、この国が今後向かって行きたい

方向が示されていることがわかります。

 

1、先端医療(ips細胞などを初めとした医療)

2、水

3、次世代自動車

4、鉄道

5、エネルギーマネージメント

(スマートグリッド、省エネ、蓄電池)

6、コンテンツメディア

(クラウド、3D、次世代ブラウザ、そしてデジタルサイネージ)

7、ロボット

ということになっていいます。

これを見てもわかるように未来へ向けて

デジタルサイネージというのは、

重点戦略の分野なんだ!ということがわかります。

 

妹尾先生はここから日本の進むべき道を国家に提言しています。

その書類は厚さ数十センチにもなる膨大なものらしいのです。

この講演では、このような状況から

デジタルサイネージはどうなっていくのか?

どのようなビジネスモデルがあるのか?

ということを考えてください。

という提言が行われました。

結果は個々がビジネスモデルを構築し実行し、

その中から成功をするものが出てくる

ということを繰り返すしかないということでした。

 

今後、デジタルサイネージは、

官民共同の社会インフラにもなりえるとおっしゃっていました。

丸ノ内線の「新宿御苑前駅」などに設置されている

改札前の大型モニターは

まさにそのような機能を果たしています。

(現在は、列車遅延情報と電力使用量そして天気予報が中心。)

と、同時にサイネージにとって必須である

電力とネットワークの確保というのが

緊急時には必要になってきます。

そういった災害に強いサイネージが町の各所にあれば、

携帯が通じず、停電になったとしても、

災害時の情報がそこに呈示されることも可能になります。

どのようなモデルを、

いかに構築していくのかというのが

今後のわたしたちの課題です。

ネットワーク、デジタルデバイスインフラ、

コンテンツインフラ、

この三つが複合されたものがデジタルサイネージの特徴です。

その中のどの企業や個人が新たなビジネスモデルを開発し

プラットフォームを構築するのか?

ということが、今後、ますます問われてくるのかもしれません。

 

奈良の吉野から奈良市内へ電車で戻っていた妹尾先生は、

窓外にある1本の桜が満開なのを見ました。

夜だったので電車が通過するたびに

ライトアップされるシステムを作ればいいな

と思ったらしいのです。

これも、ひとつのデジタルサイネージと言えるのではないか?

とおっしゃっていました。

可能性をとことん追求し広げていくということも

重要なことなのかもしれません。

最後に妹尾先生は

アップル(いや、スティーブ・ジョブス)の

これまで行って来たビジネスモデルの方法を呈示して、

そこから何か推測出来るものがないか?

というようなことを暗示してくれました。

i-cloud」とデジタルデバイス(i-phone i-pad macなど)

組み合わせた先には一体何があるのだろうか?

 

こうしたことを考え続けるというのも

広告クリエイターの仕事です。

【映像翻訳】映像翻訳科・声優・俳優科 コラボ特別授業 

2011年6月10日 13:53

今年もコラボ特別授業がいよいよ始まりました。

正規の授業とは異なり、希望者のみの選択授業となります。よって、スケジュールがかなり複雑になっておりますので、参加者は下記をクリックして自分のパートをよく確認してください。

 

どんな素晴らしき日本語版が出来上がるか、講師&事務局一同楽しみにしております。

 

映像翻訳科.声優俳優科コラボ授業.pdf

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