映像テクノアカデミア

Techno Voice スタッフが綴る公式ブログ

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【映像翻訳】イカロス現る!

2011年11月 2日 15:36

ダイダロスは翼を造り、自分とその息子イカロスの・・・。ではなく、来てくれたのはイカロス出版さん。語学関連だけでなく航空機や鉄道、ミリタリー、フラダンス、キャビンアテンダントなどさまざまなジャンルの書籍を出している出版社です。今回は、映像翻訳科と声優俳優科が力を合わせて海外テレビドラマの日本語吹替版を作るという「コラボ特別授業」を取材していただきました。

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いよいよレコーディングスタジオに入って台詞を録音するという日、演技する声優俳優科の学生の緊張感、コントロールルームで見守る映像翻訳科の学生の緊張感が伝わってきます。この模様はイカロス出版「通訳者・翻訳者になる本」(2012年1月発売)に掲載されるそうです。

 

また、映像テクノアカデミア公式HP「コラボレポート」にも詳しく載っていますので是非ご覧ください。

http://www.vta.tfc.co.jp/topics/collabo_report2011.html#111101

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【映像翻訳】映像翻訳科 入門科の秋学期がスタート!

2011年11月 1日 16:17

映像翻訳科 入門科の秋学期がスタートしました。

 

初日の10/20(木)は映像翻訳についての概論に引き続き、恒例のpizzaを食べながらの自己紹介。英語が好きな人・得意な人、映画が大好きな人、海外のテレビドラマを見まくっている人、18歳までアメリカで生活していた人、海外へ行ったことがない人。

 

様々な入学理由やバックグラウンドを持った学生たち。

 

今年も楽しいクラスになりそうです。

 

 

翌週10/27(木)の2回目の授業では、字幕の基本的なルールとその記入の仕方についての講義。

 

それに引き続き、"Is this the elevator?" で始まる、ある有名な作品の一部を実際に翻訳。翻訳する楽しさを少しは味わえたのではないでしょうか。

 

来週の川又講師からすでに宿題が出ています。「グラン・トリノ」を字幕で見てくること。ある意味、"Welcome to the real world." さて、この台詞が出てくる映画はなんでしょう?

 

映像翻訳科 鈴木

【映像翻訳】セミナーで外に飛び出す!(第2弾)

2011年10月21日 10:18

昨年に引き続き、今年も上智大学で外国映画業界についてのセミナーを、2日間に亘って行ってきました。目的は勿論、将来の進路の具体的参考にしてもらうためです。セミナーイヴェントの総合タイトルは「国際派就職シリーズ:語学力を活かしたキャリアへの道」と、いささか緊張させられるものものしきタイトル。

具体的には・・・・

第1日目10月14日(金)が「外国映画配給のリアルがわかる!」

第2日目10月17日(月)が「映像翻訳のリアルがわかる!」

と題して、映像テクノアカデミア「映像翻訳科」に関係する講師、事務局スタッフが講演を行ってきました。

下の写真が当日2日間の様子です。多くの学生が参加してくれました。

まずは何よりも、有難う!

 

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ところで、映像翻訳は解るんだけど、どうして「外国映画配給」などの講演を映像テクノアカデミアが?・・・という疑問が当然出てくるでしょう。でもこの疑問は、コンテンツの流通の仕方を知ると、なるほど!と氷解するでしょう。映像翻訳の業界は言うまでもなく、外国映画の配給業界の一部と言えるのです。だから、映像翻訳業界を深く知るには、配給業界も知らなくてはなりません。というわけで、業界をより深く知ってもらい、将来の進路を決めるための参考になれば、という目的でセミナーは開かれました。

 

第1日目の「外国映画配給のリアルがわかる!」でのメインイヴェント講演は、東北新社翻訳室の山門珠美講師による"劇場配給業務の実際"について。現在の彼女は翻訳に没頭の日々を送っていますが、翻訳室に異動する前はなんと劇場・DVDの配給業務を行っていたのです。彼女が世に送り出した作品は「ディープ・ブルー」「ロスト・イン・トランスレーション」「ヴァージン・スーサイズ」などなど。外国映画ばかりではありません、邦画もあります。「最終兵器彼女」「真夜中まで」「PARTY7」などなど、コアなファンには垂涎の作品がならんでいますよね・・・・

 

上智2011_10_14 027.jpg

 

さて本題の講演。とても広範囲にわたる配給業務を、山門講師は①買い付け ②日本語版制作 ③劇場ブッキング ④宣伝 に分けて、具体的な作品を例にとり、苦労話を交えながら解りやすく、現場に立ち会っているかのように、説明をしていただきました。

 

以下は参加学生の感想です。

「映画配給は買い付けのイメージが強かったので、幅広い仕事内容に驚きました。人とのつながりも大切だと思いました」

「映画祭の華やかな部分だけでなく、裏での仕事は知らなかったので大変参考になりました。映画の知識だけでなく、その良さをいかに人々に伝えるか、広めるかが重要なのだなと思いました」

「映画配給の仕事は、語学力だけではなく、さまざまな力を必要とすることに驚きました。私が今まで想像していなかった仕事内容だったので、とても新鮮でした」

 

以上はほんの一部です。たくさんの感想を書いていただき、改めて感謝をいたします。と同時に、山門さんありがとうございました。

 

さて次は、第2日目の「映像翻訳のリアルがわかる!」。これは昨年同様、事務局長の小柳が、海外コンテンツが映像翻訳者に発注されるまでのルートを簡単に説明。メインイヴェントとして林完治講師による字幕翻訳の実際の演習授業、そして東北新社翻訳室の川又勝利講師による、題して「私の映像翻訳への道」という翻訳者になるまでの経験談を語っていただき、とても盛り沢山な内容となりました。

 

 

上智2011_10_17 005.jpg上智2011_10_17 024.jpg

 

これも、さっそく学生たちの実際の感想を聞いてみましょう。

「具体的な体験をして、とても貴重な経験になりました。また学生時代での生活、社会との付き合い方も聞く事ができて『就活』の視野が広がりました」

「ずっと興味のあった映像翻訳の良いところ、悪いところも詳しく知ることができて、非常にためになりました。自分の将来について具体的に考えることができた、参加して本当に良かった」

「とても楽しかった。まさか実際に体験できるとは思いませんでした。自分の訳した翻訳がスクリーンで流れているのを見て、感動しましたし、直してもらってとてもためになりました」

 

これらもほんの一部の感想です。勿論「難しそうだからパス」とか、「大変そうなのは苦手」とかの感想もいろいろありました。でも、イヴェントタイトル通りに、翻訳の良いも悪いも含めた「リアル」を知る事ができた、という声が圧倒的でした。

【映像翻訳】セミナーで外に飛び出す!

2011年10月 6日 16:28

金木犀の香りが街中にあふれ、日ごとに秋めいてきている10月。その初日に、かねてより宣伝しておりましたescalaとのコラボレーションイベント「"5年後の私"について考える ハッピーバランスのために今できること」を、開催しました。場所はこの日10月1日より社名が新しくなった毎日コミュニケーションズ改めマイナビ セミナールーム。

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見てください。この絶景。竹橋駅直結の9F会場からは、皇居を上から見下ろせます。
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新宿の映像テクノアカデミアとはまた違った会場での開催です。
そもそもescalaとは、働く女性のための会員制マガジン。読者の多くは20代の事務系OLさんです。
紙上での特集を何度か、読者限定の学校説明会も何度も開催してきましたが、今回のような企画は初めてです。参加者は60名強。



エスカーラ_イベント 020.jpg第一部は藤沢優月(ふじさわゆづき)講師による「人生の時間のサイクル」を基本に、「どういう生き方をしたいか?」「何をしたいのか?」というあなた自身の未来のプランを考えるワークショップ。担当スタッフの私も個人的にいったいどういったお話か、非常に興味あるものでした。
心理学を専攻し研究された藤沢講師のサイクルとは、今ブームにもなっているマヤ歴。つまり13サイクルで物事を考えるのです。13年ごとに人生のステージを分け、そのステージごとの使命があるのです。escala読者で参加者の多くが位置する13歳~26歳は「アイデンティティ」のステージであり、自分が何をしたいのか、見極め実践していく時代なのです。
この説明の前の簡単なアンケートでも、「"5年後の私"に関して真剣に悩んでいる」と手を挙げた人が会場の大半でした。時代的なこともあるのかもしれません。皆さん真剣で、受け答えもハキハキしており、私たちスタッフも第二部にむけて気が引き締まりました。
藤沢講師はそんなみなさんの体をまずリラックスさせ、参加者の心を開いてくださり、かなり場があったまりました。


そして第二部へ。アカデミアの講師であり、翻訳者の尾形由美講師による体験授業。
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尾形講師もずっとOLをされており、働きながら映像テクノアカデミアの1期生として入学。東北新社の翻訳室を経て現在はフリーとして活躍されています。
今回はラブコメディーのワンシーンから3カットの字幕を訳してもらいます。会場中央のスクリーンには字幕制作ソフトSSTを映し出し、何度か前後の映像を流しながら、考えてもらいました。該当部分の素訳でのフォローはあったものの、こちらが思っているよりみなさんさくさくと翻訳が進んでいる様子。講師が歩いて見て回りきらないうちに、ほぼ全員の方が訳し終わっていました。みなさん優秀でびっくり!
その場で字幕を入力すれば、即座に自分の字幕が映像にのって見ることができるのがSSTの最大の強み。それを生かして、5名ほどの参加者の字幕を全員で見ながら講師の解説。ここでもみなさんかなり優秀。英語の情報の何を残し、何を削るか。なかなかのセンス!
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最後に尾形講師のプロのエッセンスが入った字幕を披露しつつ、セミナー終了となりました。


自分の将来に迷い、なにか好きなことからはじめてみよう!と考えている参加者のみなさんに、"映像翻訳"をいう仕事が少しでも身近になり、選択肢の一つとなっていただければと思います。

今回のように、映像翻訳科は外にもどんどん飛び出していきます!みなさん、ついてきてくださいね。

(アーノルド)

【映像翻訳】台本がアップしました

2011年8月23日 11:17

夏から秋にかけての特別企画「映像翻訳科と声優俳優科のコラボ特別授業」の途中経過をお知らせします。

 

(コラボ授業をご存知ない方はこちらをどうぞ)

http://www.vta.tfc.co.jp/topics/collabo_report2011.html

 

映像翻訳科全6チームの暫定完成台本が上がってきました。

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各チームとも苦労してやっと仕上げた翻訳原稿です。

ただし、これで終わりではありません。

これから声優俳優科チームとの合同レッスンに入ります。各キャストが実際に映像に合わせて演じてみると、いろいろと問題が出てくるかも知れません。尺が長い、足りない、意味がわかりづらい、ほかにも厳しい指摘を講師から受けることになるでしょう。

それらを踏まえて、より良い台本に仕上げていって欲しいと思います。

 

合同レッスンの詳しい模様は公式HPコラボレポートで後日ご紹介します。

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