映像テクノアカデミア

Techno Voice スタッフが綴る公式ブログ

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【お知らせ】新年のごあいさつ

2016年1月13日 17:46

 

新年あけましておめでとうございます!

あっという間に終わってしまった年末。

2016年もどうぞよろしくお願い致します。

 

新年ということで、あの方々からメッセージが届いております。


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さる 「はじめまして。今年の干支、猿でござる!

     隣にいるのは、ぐでたまさんでござる。」


ぐでたま「だりぃ~~~」


さる 「2016年は、2匹でこの事務局にささやかな季節感をお届けするでござる!

     ね!ぐでたまさん!」


ぐでたま「ん~~~そんな感じ~~~~」


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さる 「事務局の僕たちを、定期的にチェックしてみてくださいね!

     よろしくおねがいします!」


ぐでたま「ん~~~~よろしく~~~~~」

 

 

 

以上、お二方からのメッセージでした。

二人の今後のご活躍にご期待ください!



【映像・広告】「すべての仕事はクリエイティブディレクションである。」古川裕也(@宣伝会議)

2015年11月 5日 12:59

「すべての仕事はクリエイティブディレクションである。」古川裕也(@宣伝会議)

 

古川さんが宣伝会議のWEBマガジン「アドタイ」に連載されていた

「脳の中の金魚」がものすごく好きだった。

芸術を語りながら広告を語る。文化を語りながら広告を語る。

古川さんのお書きになる文体がとてもシャープでかっこいい。

この連載が本になったらいいのになああ!と思っていたら、

古川さんが宣伝会議から本を出されたことを知った。

 

9月上旬に早速、購入したのだが図書館で借りた本を先に読むようにしていたら

買ってから2か月も経ってしまった。

で、読み始めると、むちゃむちゃ面白い。2日で読んだ。

引用される事実などが興味深いものばかりなのだ。

古川さんがクラシックやオペラ、そして落語や文学などなどに造詣が深いのは知っていた。

が、本書を読むと哲学や思想の引用がたびたび登場する。こんな、ジャンルも!

 

最近、思うのだが、ものを深く考える仕事をする人は哲学的な考察をすることになり、

そうしている本人も哲学的なものに興味がいくのではないだろうか?

と思うのだがどうだろう。

フランス思想の研究者であり武道家の内田樹さんにも似た。

そうした人に大きな魅力を感じる。

 

古川さんは、カンヌライオンズ・国際クリエイティビティ・フェスティバルの審査員を

何度もやられている。その経験も含めてのグローバルで大きな視点が

本書の中にはたくさん詰め込まれている。

良く、広告関連の本で

大きな文字で印刷され薄っぺらいものが多いなあ

という印象があるのだが、

本書はぎっしりと情報が入っておりおなか一杯になる。

そして、とっても知的好奇心を刺激する。

 

特に前半部分(第1章~第2章)が白眉。

クリエイティブ・ディレクターの仕事をこれだけ抽象化して

わかりやすくまとめられたものを他に知らない。

そして、このクリエイティブ・ディレクターの仕事って

あるプロジェクトを運営したり会社をマネージメントするような

すべての方に共通することなんだな!ということが良くわかった。

だからこのタイトルなんだということをおおいに納得。

 

自分に置き換えて考えた。

では、自分の立場でどのようにアイデアで課題を解決するのか?

を考え続けよう!とそんな気持ちにされてくれる。

 

広告業界に絞ってもこの10年、2005年あたりから広告代理店の仕事が

大きく変わってきていると古川さんは語る。

そしてリーマンショックが2008年に起き、2011年東日本大震災が起き、

今では、幅広くいろんなことを考えながら

クリエイティブ・ディレクターは仕事をしていかなければならない!

ということがわかった。

以前は面白いTVCMを考えたりできればそれで良かったものが、

いまは、本当に多様な人材と関わりアウトプットをしなければならない。

そしてそれってとても面白いでしょ!と。

 

そのために企業やブランドの哲学をとことんまで突き詰め、論理化する。

そのロジカルシンキングがまずあり

そのプラットフォームの上でクリエイティブスタッフと打ち合わせしながら

最良の解決策を探していく。

プラットフォームが論理的だからこそ、その基盤の上で

自由な発想の羽を拡げることができる。

そして、古川さんの凄いところは、そのアウトプットをする上で

論理では語れない感覚的なクリエイティブジャンプが絶対に必要であると

確信されていること。

 

そこの高みに行くのには正解が見えないという事実も正直に語られている。

ただ、その高みを目指すという目標を立てるのが

クリエイティブ・ディレクターでもあると。

深い芸術に対する理解があるからこその感覚。

 

後半は優れた事例の紹介をされている。

広告代理店とコンサル会社はまったく違う業態だと言う。

その、最大の違いは最初から最後の最後までお付き合いをするところ。

実行をちゃんと行うということ。

その実行=エクゼキュ―ションがアイデアの次に大切になるのだと。

この言葉は制作会社のすべての人に向けられた言葉だと思った。

 

また、古川さんが電通社内で行われている「New School」という

次世代のクリエイティブ・ディレクターを育てるという社内研修の講座が

とても面白そうだった。

大阪大学でアンドロイドなどを研究されているロボット工学者の

石黒浩先生をこの学校に呼ばれたそうである。

そこからマツコロイドが世に出た。

今やマツコ・デラックスとマツコロイドを知らない人はいないのでは?

その後の、ペッパーの事例なども面白かった。

 

これから人工知能などのテクノロジーを理解することも

クリエイティブ・ディレクターの仕事の一つになるのだろう。

 

最後にとても印象に残ったのが、

ある専門性を持ったクリエイティブ・ディレクターが集まれば最強の集団になると。

そう、専門性を磨くことも同時に大切なのだ。

201595日発行。

古川さんの本.jpg

【声優・俳優】いよいよ明日スタート!

2015年10月29日 11:35

久しぶりの登場、男守骨斗です。
 
秋ですな...
 
スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、そして「NCIS:ニューオーリンズ」の秋...
 
そう!明日30(金)からいよいよ「NCIS:ニューオーリンズ」の放送が始まります!
 
アメリカで製作されシーズン12まで続いている大ヒットシリーズ「NCIS」のスピンオフで、
昨年シーズン1がアメリカで放送され、好評につきシーズン2の製作も決定しています。
 
日本語吹替版の演出を私が担当し、
メインキャラクターの1人、メレディス・ブロディ役(写真の左端)を、
映像テクノアカデミアの卒業生、皆川純子さんが演じています。

image1.JPG
 
1話完結なので、万が一、見逃しても大丈夫。
きっと見逃すことはないでしょうけど。
 
スーパードラマTVで、10/30(金)夜10時から放送!ぜひご覧ください!
 
詳しい情報はこちら
http://www.superdramatv.com/line/ncis_no/

【スタッフこぼれ話】エレベーター万歳 Part2!!

2015年10月14日 13:37

50周年記念新シリーズ☆

50年の時を経て生まれ変わったTHUNDERBIRDS ARE GO

東北新社 本社のビルがサンダーバード一色になってます!!!

 

外壁にラッピングされているのが 【サンダーバード1号】

 サンダー1.jpg

 

 

 

そして、エントランスを抜けると目の前には、、、、

 

ジャジャーン!!!

 

 

 

救出メカ

【サンダーバード2号機】

 サンダー2.jpg

 

 

【サンダーバード4号機】

 サンダー3.jpg

 

【サンダーバード5号機】

 サンダー4.jpg

全ての階のエレベーターに「サンダーバード」一色になってます。

 

キャラクターもご紹介します

 

【スコット・トレイシー(1号)】

 サンダー5.jpg

【バージル・トレイシー(2号)】

 サンダー6.jpg

 

【アラン・トレイシー(3号)】

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【ゴードン・トレイシー(4号)】

 サンダー8.jpg

 

 

【ジョン・トレイシー(5号)】

 サンダー9.jpg

 

 

【サンダーバードS号】

 サンダー10.jpg

 

【ロンドン・エージェント】

 サンダー11.jpg

 

 

昔からのファンの方も知らなかった方も、更に楽しめる作品だと思います。

 

 

 

10/3より毎週土曜日 午後535分より絶賛放送中!

http://www9.nhk.or.jp/anime/tag/

http://thunderbirds-are-go.jp/index.html

 

 

見逃した方には、コチラ

11/5(木)毎週木曜日040103 から再放送

 

そして

 

スペシャル番組も♪

10/29(木)040

 

これであなたも、「サンダーバードの虜(^_^)v

・・・になるかも                                 

 

 

【映像翻訳】イベント×イベント×イベント

2015年9月30日 18:13

皆様は(S)ルバー(W)イークをどのように過ごされましたか? 

映像翻訳科ではSWを挟んでイベントが目白押しでした。

 

9/19(土)は私、鈴木がアカデミアで字幕翻訳体験を行いました。

翌日9/20(日)は名古屋へ行き、名古屋での初の字幕翻訳体験「字幕翻訳体験@名古屋」を実施いたしました。

急な開催だったため、「字幕翻訳体験@大阪」の時ほどの人数の方は参加されませんでしたが、申し込んでくれた方のほとんどが来てくださり、とても活気のある字幕翻訳体験授業になりました。愛知県外からも参加してくださった方もいらっしゃいました。

 

参加された方の感想

・地理的問題で今まで参加ができなかったので、今回 名古屋で参加でき、とても嬉しかったです。

・翻訳には様々なルールがあること、文字で考えていた時と映像に載せた時では、思いのほか印象が違うことを実感できました。

・実際に使っているソフト見ることができ、プロの翻訳家に直接指導していただけて、参加してよかったです。またイベントがあったら参加したいです。

・文字数の制限があるなど知らなかった翻訳業界の「いろは」が分かり、とても面白かったです。洋画を見ていても、英語が同じでも、字幕では違っていたり、シンプルにまとめられていた理由が分かりました。


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9/26(土)は映像翻訳科と声優・俳優科の「コラボ授業」試写会&講評会がありました。

1600からの6チームの作品の試写会では、笑いも起こる和やかな雰囲気でしたが、その後の講評会ではがらっと変わり、皆さん、担当してくださった映像翻訳科や声優・俳優科の講師の方、吹替ディレクターの佐藤講師からのコメントを真剣な面持ちで聞いていました。

 

参加した映像翻訳科の学生の感想

・1つの作品を最初から最後まで翻訳するのが初めてだったので、非常に勉強になった。

・通常の授業で、プロの声優さんに読んでもらった時も感動しましたが、それとは別の感動がありました。

・声優の方と一緒に作品を作り上げるという初めての体験ができて、本当に受講してよかったです。

・佐藤先生(吹替のディレクター)の仕事が見られて本当に感動しました。

・グループのメンバーに恵まれて、お互いコメントし合う時にも、遠慮なく意見交換ができました。

・台本が出来上がってから完成品が出来上がるまで、多くの人が良い作品に仕上げるために、様々な努力をしていることがよく分かった。

 

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次の日曜日9/27は翻訳室の川又講師による「吹替体験」。皆さんが翻訳した吹替原稿を声優・俳優科の上級生に、実際にアフレコをしてもらいました。「文字で書いたセリフに、息が吹き込まれるとこんなに変わって聞こえるんだ」と参加された皆さん、驚いていました。

 

参加された方の感想

・字幕との違いに驚きました。

・字幕以上に作業が多く(ト書きを書く、ブレスを入れるなど)驚きました。尺合わせに苦労しました。

・実際に声優の方々に自分が翻訳したものを演技していただき、大変貴重な体験となりました。

・目の前で声優さんの演技が見られて感動しました。

 

映像テクノアカデミア 映像翻訳科 まだまだイベントが続きます。

10/4(日)はハリウッドのメジャー作品を多く手がけられている林完治先生による「字幕翻訳体験授業」。授業の後は当校の卒業生で、「ゴシップ・ガール」や「ビックバン☆セオリー」などの人気ドラマシリーズを翻訳している櫻田美樹さんとの「茶話会(お茶を飲みながら、ざっくばらんにお話をする会)」。卒業生の生の声が聞けます。

 

10/10(土)は再び私、鈴木の「字幕体験」。林先生の授業を受けた方も大歓迎。教材が違うので、ぜひどうぞ。

 

10/11(日)は「編入試験」。他校で勉強された経験があり、「基礎クラス」や「研修クラス」からスタートしたいと考えている人は、この編入試験に申し込んでください。

 

皆様にお会いできることを楽しみにしています。

 

最後に9/28(月)の夜に新宿で見た「スーパームーン」をプレゼント!

 

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映像翻訳科 鈴木 吉昭

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