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チャンスはいつやってくるか分からない

中嶋将平 スターダス21所属/2000年3月卒業


【主な出演作品】
外画:「コバート・アフェア」「HEROES」「パラノーマル・アクティビティ」「アグリーベティ」「ザ・ホワイトハウス」他多数
ゲーム:「CALL OF Duty WWII」
テレホンショッピングのナレーション、VPナレーションなどでも活躍中。
吹替での役柄としては、殺人鬼から真面目な計理士まで幅広くこなす。

映像テクノアカデミア、1999年度卒の、中嶋将平さんに色々とお聞きしました。
中嶋さんは当校を卒業して、何年もの間、仲間と芝居や朗読劇をやっていて、ようやく仕事のチャンスが巡ってきた苦労人です。忍耐、根性、そして努力こそが成功への鍵になると思っている方です。技術面でも人間的にも、とても素晴らしい方です。

早速ですが、中嶋さんは子供の頃から声優に、と言うか役者に成りたかったのですか?

いいえ、小さい頃は野球選手に成りたかったのですが、身体があまり丈夫ではなく、どちらかと言うと、家で1人で遊んでいたんですね。でも決して”ネクラ”ではなかったんですよ。遊ぶと言ってもおもちゃを組み立てたり、時計を分解して、仕組みを見たり……手先が結構器用だったんです。
実は、同級生に時計屋さんの子が居て、よく遊びに行っては、おじさんの側で見ていたりして、すごく興味があったんですね。今、思うと、本当は時計屋さんに成りたかったのかも知れません。今でも凄くそっちの方(解体して組み立てる事)には興味があります。これは偶然だと思いますが、今、お仕事を頂いている、「ヒーローズ」のサイラー役なんですが、彼も組み立てる事が好きな殺人鬼なんです。

声優を目指したキッカケはなんだったのでしょうか?

アニメの声優に憧れてはいましたが、仕事にしようとは思っていませんでした。キッカケになったのは、放送局で働いていた時に、アナウンサーの方に声を褒められたからです。「君は良い声だから、声優になれるかもしれないよ」なんて言われて……内心では”そんな……”と思っていたんですが、ある日、本屋さんで立ち読みをしていたら、声優の雑誌があって……当時は、声優ブーム真っ只中だったんです。それで、その中の一冊を購入して、一番大きく宣伝していた、学校に、入学願書を出してしまったんです。ここだったら、働きながら勉強できると思って……

それが映像テクノアカデミアだったんですね。

違います。別な学校です。そこである程度基本を学び、そこで知り合った、吹替の先生に卒業後の進路を相談したところ、「もしもプロに成りたいんだったら、この学校をすすめるよ」と紹介されたのが、映像テクノアカデミアでした。

その先生はアカデミアの事を良く知っていたんですね。

その先生は元東北新社のディレクターで、名作を何本も演出なさっていた方です。それで、映像テクノアカデミアを調べたら、なんと吹替やCMの制作で有名な東北新社じゃないですか。その映像製作会社が、真剣に人材育成のため運営していると伺い、迷うことなく、入学を決意しました。

アカデミアで学んだ中で、一番印象に残っていることは、なんでしょう?

アカデミアでは、プロとしての基本を学びました。正しい姿勢、発声、滑舌、アクセントは勿論の事、説得力のある台詞やナレーションの言い回し。それこそ”お金になる技術”を学びました。それからマナーですね。スタジオでの立ち居振る舞い、マイクワークなど、現役ディレクターが実践教育をしてくれました。
勿論、役者、芸能人としての心構えやプロ意識も叩き込まれました。仕事として芝居をすると言うのは、本当に大変なことです。でもいい仕事が出来た時の喜びは、計り知れません。

具体的に言うと……

具体的に一番印象に残っているものと言えば、シアターサンモールでお芝居をやったことです。舞台に立って、照明を浴びた時には、鳥肌が立ちました。役者の喜び、と言うか醍醐味を味わった瞬間でした。

それでテクノアカデミアを卒業して、声優プロダクションに所属して仕事をどんどん貰い……

とんでもないですよ。声優事務所に入ったからと言って、仕事がどんどん入ってくるなんて、余程のタレント性が無ければ無理です。特に僕は、新人だし、ディレクターさん達に名前も知られていないし……なんて言っても、1人で機械をいじくるのが好きなタイプですから……

それでは仕事が無い時は何をやっていらっしゃったんですか?

アルバイトの合間を縫って、発声や、滑舌、吹替の練習をしていました。要するに基本ですね。基本を怠るとすぐ元に戻ってしまいそうで……それから仲間と一緒に芝居をやったり、朗読劇に参加したり……とにかく現場の感覚を忘れないようにしました。その内、ポツリポツリと仕事が来るようになり、そして去年、僕にとってはビッグなお仕事を頂きました。

それは?

「ヒーローズ」です。これが僕にとっては、初めてのレギュラーで、大きな役を頂いたんです。しかも僕の性格とは正反対の役「悪役」です。こんな役はやった事もないし、未知の世界なんです。

悪役ですか。

サイラーと言う殺人鬼です。

もう少しサイラーと言う役について説明してください。

サイラーは殺人鬼なんですが、単に悪い人間として描かれているわけではありません。彼なりに良心を持っていて心の葛藤があります。その役作りが難しかったんです。特にシーズン3では以前にも増して重要な役になっていまして、吹き替えを担当する身としては勿論嬉しいんですが、色々な技術を求められてとても大変でした。もの凄いプレッシャーが掛かりましたし、練習には、今までの何倍も時間を掛けました。

特に苦労したのが声色です。サイラーを演じているザッカリー・クイントという役者さんは身体が大きく、低くて渋い声をしています。それに比べると僕の声は明るくて柔らかいので、なかなか迫力が出せないんです。それから、サイラーの眼光と眉毛は強烈なんです。その映像に負けないように、演技力だけでなく声量や音域も拡大して、いい吹き替えが出来るよう頑張りました。

だからと言って、いかにも殺人鬼という演技にはしたくありませんでした。シーンごとの彼の心情をくみ取って、セリフを自然に話すよう心掛けたんです。だけど最初の内は緊張しすぎで腰痛になったり体調を崩したりすることもあったので、身体をリラックスさせるように気をつけました。とにかく、サイラーと言う殺人鬼役を吹替えしていて、やり応え充分、いや十二分で、本当に役者冥利に尽きますね。

もうそのシリーズは終わったんですか?

いまシーズン3が続行中です。

中嶋さんにとって、「ヒーローズ」はかなり苦労なさったようですが、失敗したとか、悔しかったことはありませんか?

練習不足と緊張で充分に声が出ず、低く迫力のある演技が出来なかった時は苦労しましたし、映像に自分の力が追いつけない時は、本当に悔しく思いました。

それでは将来の目標ですが、どんな役者になりたいですか?

自分にしか出せない味を持ちたいです。「この役はあの人にやって貰いたい」「あの人がやるといい味が出る」と言って貰える様な、役者になりたいですね。

それでは最後に後輩たちに一言お願いします。

先生やディレクター達は、いつも鋭い視線で我々を見ています。チャンスはいつやってくるか分かりません。その時に力を発揮できるように、日々、腕を磨いて頑張ってください。

本日は有難うございました。今後の活躍を祈っています。

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