映像テクノアカデミア

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【声優・俳優】コラボ授業、いよいよ本番まで秒読みです!

2012年8月28日 14:21

声優・俳優科、映像翻訳科とのコラボ授業。
前回のブログでは、映像翻訳科の各チームが、翻訳原稿に関して講師から授業をうける様子を書きました。
その後、声優・俳優科のキャスト陣との合同練習を始め、こちらも声優・俳優科の講師から指導を受けています。これぞコラボ授業!台本上のセリフが、キャストによって声の生きたセリフとなると、
「意図した意味に聞こえない」
「このキャストのキャラクターに合わない」
など、修正すべき点がどんどん浮かび上がってくるのです。

そんなあるチームの授業日を覗いてみました。
残暑とは言え、真夏の日曜日の午後の1時。
6階の教室には、声優・俳優科から選ばれた出演者と、映像翻訳科の生徒5名が参加して、最後のコラボの授業が行われました。
題材は「フレンズ」。

この最後の授業の最終チェックポイントは...... 出演者には、

キャラクター、滑舌、ブレスの位置、アクセント、自然体演技、
テンポ、お互いが会話になっているかどうか、マイクの入り方、
マイクの捉え方、距離感、協調性、などなど

映像翻訳科の生徒には

セリフの言い回し、尺(寸法が合っているかどうか)、
ナチュラルな会話、下品な表現になってはいないか
キャラクターに合ったせりふ、そのシーンに合った会話かどうか
、 直訳、意訳、日本語のギャグ、想像力、創造性、などなど

映像翻訳科の生徒のたちも、セリフの代案を求められると、すばやく、しかもたくさん出してくれます!
これが実際にプロになってから、アフレコ現場で求められるスキルなのです!!

2012年度コラボ授業風景 010.jpg
細かくチェックをして行くと、2時間の授業では終わらず、更に1時間、そしてまた 1時間延長しての授業になってしまいました。 生徒達は授業が終わった後も意見を出し合って、表が暗くなってから、ようやく腰を上げて、帰路についたのでした。 その成果を9月1日(土)、2日(日)に、当校のスタジオでアフレコ収録をします。 どのチームも、最高におもしろい日本語版を目指して、がんばれ!!

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