映像テクノアカデミア

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【映像・広告】東京学生広告研究団体連盟 特別講座 広告業界って?&"学生広告展" 講評

2013年2月19日 12:48

2/10、標題のイベントが、映像テクノアカデミアの4F教室で開催されました。 映像テクノアカデミアの高田豊造講師(博報堂)が、東広連(東京学生広告研究団体連盟)の「学展」で審査員をされているというご縁で、今回のイベントが実現しました。

総数700人以上在籍している東広連は、6つの大学の広告研究会で構成されています。日本大学、法政大学、明治学院大学、東京経済大学、東洋大学、実践女子大学の6校です。

DSC04738.JPG 東広連は、毎年、「学展」というイベントを主催しています。
自分たちで広告主を探して来て、実際にポスター、ラジオCM、テレビCMを作り、優秀な制作物には賞が与えられます。選考に残ったものを秋の学展で紹介し、審査員たちが投票して決めるというものです。
今回はその選から漏れた「惜しい!」制作物を、制作のプロに見てもらいひとつずつ講評してもらおう!ということからこのイベントの企画が始まりました。

「どうせ集まるなら、みんなの聴きたいことを喋ってもらおう!」ということで小谷菜美 前副理事長と佐藤楓 現副理事長が声をかけ、2年生を中心に70名近くの学生が集まりました。
みんなが聴きたいのは、「そもそも広告ってどういうものなの?」というリクエストでした。
DSC04694.JPG それにお応えするカタチで高田豊造講師が実際に携わった仕事を交えながら、
「広告ってそもそも何だろう。」
「広告業界はどのように成り立っているのだろう。」
「広告会社ってどんなところなんだろう。」
「広告制作はどのくらいの期間で、どんな風に作るんだろう。」
「広告会社にいる制作者は、どんな1日を過ごしているのだろう。」
という順番でお話をしていただきました。

面白かったのが、「ある人の写真」を見てこの人の職業は何でしょう?と予想するもの。
写真がいかにもクリエイターみたいな人や意外とそうでもない人がいたりして、場内は盛り上がりました。

また、高田講師のある日の一日を、写真付きで解説。
朝、家を出てから、企画して打合せして編集室に行って、制作会社(東北新社!)で打合せして、会社に戻って、家の近くでまた企画して!という朝の8時半くらいから23時30分くらいまでの1日の紹介ドキュメントも興味深かったです!

DSC04780.JPG その後、休憩をはさんで中野達仁・東北新社CMディレクターが登場。
高田講師と一緒に、学展の課題作品を講評しました。高田さんも中野さんも一緒に仕事をしている期間が長く、ものすごく息のあったトークで教室はおおいに沸きました!それぞれの制作物に関して、制作者の説明を聞きながら、高田さん、中野さんがそれに返していくというスタイルで行われました。特にCMではぶっとんだものが多く、通常の文脈では理解できないような実験作がありました。

とともに、学生たちは、企画をするということがいかに大切なことであるのか?を実感したのではないでしょうか?学生なので、技術などを競うのではなく「アイデアと発想力の斬新さ」で勝負していけば、さらにいいものになると思いました。今年の学展も、どういった制作物が発表されるのか?大いに楽しみです!この日は、参加した学生から多くのに質問があり、熱いイベントとなりました。参加した学生のみなさま。どうもありがとう!

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