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コラボレーション特別授業

翻訳者と声優はパートナー

イメージ:コラボレーション特別授業

コラボレーション特別授業とは

映像テクノアカデミアは夏休み期間中を利用して、「映像翻訳科」と「声優科」が合同で、海外ドラマ1作品の日本語吹替版を作るというコラボレーション特別授業を行っています。通常のカリキュラムではなかなか実現できないこのコラボ特別授業、その内容は・・・

<2学科が協力しながら、翻訳をし、芝居をし、録音をして、日本語吹替版を作り上げる>

というものです。 翻訳、台本の推敲、練習、プロも収録しているスタジオでのアフレコ、ダビング、全員での試写会・講評会という流れです。もちろん授業ですので、合間合間で講師が指導に入ります。また試写会・講評会でも講師が講評をします。

この特別授業の一番大きな目的は、以下のような問題についての理解を深めるためです。

プロの翻訳者&声優は悩みます?

プロの翻訳者や声優はアフレコの時に、台詞や演技についてあれこれ悩み、ディレクターを交え、お互いに相談する姿がよく見かけられます。 一体何を相談するのでしょう?一言で言えば翻訳された台本に書かれている言葉(書き言葉)が、一旦演じられ、音になると(話し言葉)、想像してもみなかったいろいろな問題が出てくるからです。

この台詞は意味が通じない・・・・いや、演技しにくい台詞だ・・・・このキャラクターはこんな言い方をするのかな?このシチュエーションで、こんな台詞を言うだろうか?翻訳は正しいのだろうけど、この台詞日本語になっているの?そんな演技のしかたじゃ、オリジナルの意味と全く違ってしまう・・・・彼女の芝居だと、この言葉の方が演じやすいんじゃない?・・・・この翻訳は正しいの? 画面の役者の表情を見ると、悲しんでいるんじゃないの? この台詞だと悲しみが出ない・・・・

等々・・・あれこれ・・・・いろいろ・・・・
なぜこんな問題が出てくるのでしょう?準備をちゃんとしても、このような問題は出てくるものなのでしょうか?
もう一度繰り返します。アフレコ本番を迎えるにあたり、それこそ声優は渡された台本を読み込み、練習を重ね、一方翻訳者は何度も台詞を見直します。しかしながら、このような準備をいくら重ねたとしても、時には台本に書かれた言葉が演じられ話し言葉になったとたん、いろいろな問題は飛び出してくるのです。

企業秘密を持ってこそプロの証拠・・・

いままであれこれ述べている問題は、普通はプロになった翻訳者や声優が、 録音スタジオに入ってはじめてぶつかる、そんな種類の問題なのです。
そしてこの問題は、作業現場で経験をつむことによって解決され、この経験をプロとして個人の企業秘密としてゆくものです。
このような事は一人前のプロになるために、翻訳者も声優も水面下で必ず経験しているのです。 言ってみれば、日本語吹替版を作るにあたって、この種の問題を体験し理解することはとても重要だと言えるでしょう。

翻訳者はオリジナルの言葉を翻訳し、日本語の台本を作ります。でもその先の、翻訳した台本がどのように演じられるかは想像するしかありません。反対に、声優は台本(台詞)の内容と自分の配役を理解し、芝居をします。しかしながら、演じた台詞がどのような意図のもとに作られたか(翻訳されたか)は想像するしかないのです。
吹替版を作るにあたっての2つの大きな柱、翻訳者と声優。この2つの柱はお互いを想像しながらしか、自分のパートをこなせません。
想像と想像がぶつかって、実現した結果が「演じられた言葉」(日本語版)であり、全体を見渡せるのはこの日本語版という完成品しかないのです。
余談ですが、吹替のディレクターは、この二つの柱を誰よりもよく理解し、いかにアンサンブルするかがほとんどの役目となります。

目指せ!最高の日本語版!

コラボ特別授業は、少人数の翻訳者とオーディションで選ばれた声優とがグループを作り、それぞれが協力して日本語版を作り上げます。
この協同作業により、自分のパフォーマンスが日本語版制作の全体にどのように関係しているか、どのような影響を与えているか、またどのような重要性を持っているかを理解し実感することを目指してます。
理解するところまで 行かなくても、少なくともおたがいのパートを実際に見、関係し、協力することで、自分のパートがどのように変わるのかを経験して欲しいと思います。

翻訳者は自分の作った台詞がイメージに合わないとき、あるいは演技が違うときは遠慮せずに声優に伝え、逆に声優は台本の解釈について、おかしい台詞について・・・・等々遠慮せずに翻訳者に質問をする。このような話し合いにより、お互いのパートをよく理解することがコラボ授業の第一の目的です。

そして最終ゴール・・・・それぞれのグループでの最高の日本語版を作り上げる!その姿を目指してください。

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