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壁に当たった時が伸びるチャンスです

首藤千恵 映画翻訳者

[VO]「シェフのテーブル」「テイルズ・バイ・ライト」「現代の驚異」「地球の誕生」「ローマ帝国~繁栄と滅亡~」「マーサ・スチュワート・ショー」
[吹替]「ラスト・キングダム」「クレイジー・エックス・ガールフレンドS2」「ディファイアンス」全訳/NHK世界のドキュメンタリー「デイヴィッドを追え」「地上の太陽」

 私はかなり遠方に住んでいます。そこで子供の英語教室の講師をしながら何か悶々としていた時、映像翻訳の世界に興味を持ち、まず半年間の通信講座を受講しました。毎回添削して下さる先生のコメントに励まされ、翌年の春、期日ギリギリに申し込みオリエンテーションへ。その際初めてお会いした担当の先生が「おう、出てきたか」と仰った。その時のニヤリと笑われたお顔を今もよく覚えています。そしてどんなに高額な交通費がかかっても、時間がかかっても「これをやらずにはいられない」と強く感じました。常識的な人は選ばない道かもしれません。ある意味とても非常識でした。

 入学してから、ビギナーズラックがあったり、スランプに陥ったり、じたばたしながらも在学中にドキュメンタリーのトライアルに合格し、少しずつお仕事を頂くようになりました。最初はどなたかの代役だったのが、気がつけばシリーズ作品を半分担当させて頂くようになり、当たり前のように「1シリーズあなた1人ですよ」と言われるようになり…。1つのチャンネルのお仕事を中心に頂きながら自信をつけていった時期もあります。けれどタイプの異なるお仕事を、いつもと違う人たちとさせて頂いた時、凄まじいまでのダメ出しを頂いてしまいました。酷く落ち込みましたが、足りないところを思い知りました。いまだにそんなことの繰り返しです。とんとん拍子にはいきません。

 長い階段を上っていると、突然透明な壁にぶち当たる。その時の実力では「これがベスト」と仕上げたものを出すので、ぶつかって痛い目に遭うまで見えないのです。何が悪いのか、どうすればいいのか、そこでまた不恰好にもがきつつ幸運にも頂けるお仕事をしているうちに、いつの間にかその壁をすり抜けているようで、振り返ると昔よりは力がついているのが分かります。でも先を行く先輩方は、私にはまだ見えない奥義に達しておられます。先は長いどころか果てしないです。

 根気のいるお仕事で苦しいと感じることもあります―じゃあ辞めれば?と言われたら、絶対に辞めないのは、やはり楽しいから。私は吹替とボイスオーバーが専門ですので、自分が書いた言葉が声になっていく瞬間は感動的です。また、地元で会う小さな子供たちがお気に入りのシチュエーションコメディを観ては面白かった台詞をクスクス笑いながら教えてくれる時など「これは人を育む仕事なんだ」と思うこともあります。

 映画は本来人間について教えてくれるもの。ドキュメンタリーも、リアルな人の生き様や心情を教えてくれます。どちらも素晴らしいものですよね。その素晴らしさを伝えるために、原意を正確に理解すること、話者の性格と心情を深く汲み取ること、その上で、自然な口語の台詞にすること―職人的な技能と経験と匙加減が必要で、私もまだまだ勉強中です。ですが、これまで先生方、先輩方に自分がしてきて頂いたように、自分が習得したものは全部お伝えしたいと思います。

 とにかく続けろ。仕事を通して学べ。そして人脈を作れ」恩師の言葉を皆さんにもシェアします。教室でお会いするのを楽しみにしています。

さあ、
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