映像翻訳科|東北新社の学校だから力が身につく!
プロへの近道!
映画の翻訳にたくさんの感動を与えてもらったことが、原点です。
服部秀人 映画翻訳者
[VO]…「カウンティング・カーズS1」「射撃王」「Atlas 4D」
[吹替]…「クラーケン」
[翻訳監修]…「ネイビーシールズ」「ゼロ・ダーク・サーティ」「ザ・シューター/ 極大射程」
[ビデオゲーム翻訳]…「DARKSIDERS」
みなさんが映像翻訳を目指そうと思ったきっかけは何ですか?
当然、映画への愛情が原点だという方が多いと思います。僕の場合もそうでした。
昔テレビで放映していた様々な洋画劇場をかじり付くように観て、たくさん感動した事を憶えています。
やがて高校生くらいになってくると、同じ作品でも放送する局によって台詞回しが違う事に気付きました。
お気に入りの映画のお気に入りの台詞が微妙に変わっていたりするわけです。そこで初めて翻訳家の存在を意識しました。
最後のスタッフロールを注意して見てみると、僕が好んでいたのは今は亡き額田やえ子先生による翻訳だという事が分かりました。もちろん個人の嗜好も絡んできますから「この翻訳が一番!」とはいきませんが、ツボにはまった翻訳は作品本来の面白さを巧みに引き出してくれるわけです。言うは易く行うは難しですが・・・。
ただ僕自身、その事が頭の片隅にはあったものの、実際にこの道に入ったのはそれからずっと後の話です。
映像翻訳というのは厳しい世界です。知識の吸収は怠れませんし、体力的にも経済的にも苦労の連続です。
それでも僕がこの仕事を続ける(続けさせてもらってる?)のは、かつて僕自身が与えてもらったあの感動を、さらに多くの人々に味わってもらいたいからです。
この道を目指す理由は人それぞれだと思いますが、本当に映画が好きなら一歩踏み出してみませんか?
入り口はここにあります。