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これほど難解で、でも楽しい仕事はありません!

桜井裕子 映画翻訳者

代表作/[劇場吹替]…「SING/シング」「SING/シング:ネクストステージ」「ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック」[吹替]…「ラ・ラ・ランド」「ハンドメイズ・テイル」「ザ・クラウン」

東北新社の翻訳室を経てフリーの翻訳者になりました。
現在、映画翻訳専科の講師をしております。

唐突ですが、私はド新人時代、「彼は身長190センチ」というセリフを「彼は63歳」と誤訳したことがあります。女子高生のセリフで、原文は「He is six three」。つまり「彼は6フィート3インチ」と言っていたのです。
前後の流れを考えればすぐに気づくことですが、当時の私はそれが読み取れなかった。十数年前の話ですが、笑い話になるどころか、未だに顔から火が出そうです。

そんな私でも何とか翻訳者として独り立ちし現在に至っておりますが、つい最近、どうしても分からないセリフに遭遇しました。陸軍大佐のセリフです。「playbook with the striped cover on it」。直訳すると「縞模様のカバーのついた戦術本」。前後の流れを考えても、必死に調べても何を指しているのか一向に分かりません。
そこで知り合いのネイティブに聞いたところ「縞模様のカバー」とは「アメリカ国旗」のことで、「アメリカ国旗で包まれた戦術本」つまり「愛国心」を指すそうです。この脚本家は有名な劇作家でもあるのですが、なるほど奥が深い。

このように、映画翻訳というのは一見簡単な英文の奥を読み取る作業です。文字ではなく登場人物の心を訳す作業です。これほど難解で、でも楽しい仕事はありません!英語も日本語も映画についても、勉強をしようと思えば書店にたくさんの教材が揃っていますが、映画翻訳を学ぶには、やはり現在も日々格闘中の経験者の話をライブで聞くのが一番ではないでしょうか?

私が尊敬する多くの先輩方から受け継いだノウハウ、私自身が冷や汗をかきながら日々学んでいる注意ポイントなどを、ぜひ皆さんと教室で分かち合いたいと思います。教室でお待ちしています!

さあ、東北新社の学校へ!アカデミアへ出かけよう!

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