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役者という生き方を選んだみなさんへ

佐々木由香 吹替ディレクター

演出作品: 「パディントン」「ターミネーター:新起動/ジェニシス」「300帝国の進撃」「アリス・イン・ワンダーランド」(劇場作品)「アグリー・ベティ」「THIS IS US」「DYNASTY」(海外ドラマ) 「ミュンヘン」「トムとジェリー」(DVD) 「デビルメイクライ」(ゲーム)

役者さんの日常とはどんなものでしょうか?
役者さんなくしては仕事にならない私でも、その日常となると実はよくわかっていません。しかし、役者さんとは、職業というより生き方なのだとつくづく感じることがあります。

役者以外の職業の人、たとえばOLのA子さんという人であれば、一日24時間、会社員として働くA子さんという人格で行動するほかないのですが、役者のB君は同じその24時間のうち何時間かは、仕事として与えられた役の人格、つまり自分ではない別の人格を体現する、というよく考えてみるととても変わった日常を過ごしています。

一般的な人間は自分以外の何者になることはあり得ない毎日ですが、役者さんは(とくに声優さんは)今日は医者で明日は泥棒、あさっては大統領…というふうに様々な職業のそれぞれに違った性格の人物になるということです。もちろん、ここで言う役者さんのそれは与えられた物語上の話で現実社会とは違います。

]しかし観客を説得できうる演技をする役者さんには、あたかもその役者さん自身がその役の人物として実際生きてきたかのようなリアリティがあります。そんな役者さんと収録現場で出会う度、「役者という生き方」という言葉を思い出すのです。日常の中に非日常が混在する生き方、と言うべきでしょうか。そこには役者さん自身の、役になりきる高い「集中力」と、キャラクターを発展させる大きな「想像力」が働いているのだろうと考えます。

いつも私は現場で、出来る限り、演技をする役者さんと作品に対する解釈のすり合わせを行い、イメージの共有を図るように心がけています。そのためには、自分が役者さんにどんな条件を要求しているかをきちんと言葉で説明できることが重要だと思っています。そして対する役者さん側にも、ただ台詞をしゃべるだけでない、きちんとした解釈に基づく演技を求めています。

そこで欠かせないのが、先ほど言った「集中力」や「想像力」です。作品の演出とはディレクターから一方的に行われるものではありません。役者さんは自分自身を演出し演技をする、そしてそれを客観的にディレクターが判断し、助言をして成立する関係なのだと思います。

プロクラスには毎年、「役者という生き方」の入口に立っている大勢の皆さんが集まります。楽しいことばかりではない生き方かもしれませんが、他の職業にはない醍醐味がきっとあるはずです。私も皆さんといい仕事ができるように、プロクラスでお待ちしています。

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