声優科|東北新社の学校だから力が身につく!
所属率は業界随一!
「表現」することの面白さ
安達忍 俳優/声優 ムーブマン所属/劇団テアトル・エコー劇団員
「フレンズ」レイチェル役、「忍たま乱太郎」田村三木ヱ門役等、外画・アニメ出演多数。また舞台でも活動中。
私は、声優・俳優科のみんなと「表現」することについて考えています。
小説を書く、エッセイを書く、絵をマンガを描く、カラオケに行って歌う、なんだったらライブもやってみたい!ジャズダンス、バレエ、日舞、等々・・・。
人間って、本当に表現することが大好きです。それはアーティストだけではありません。
ブログやツイッターの投稿は、日常を切り取っている様に見えて、今やどんな人も、どう見せようか?どう見られたいか?自分という人を演出しています。
ちょっとだけ自分じゃない自分になる・・・そんな気分でしょうか?
でも、芝居の上で自分以外の人になるという作業は、思い付きだけでは限界があると思うのです。
具体的に、綿密に、細かく、役の周辺の事、環境、役の内的なことを考え、想像し、妄想して・・・。
でもそんなことを全部忘れて、
「その人になる」
「その場面にいる」
そんな境地に立てたら、表現者としてどんなに楽しいことでしょう。
与えられた作品で、自分に課せられたことをどう「表現」できるのか?
始末の悪いことに、芝居における表現の選択肢はたくさんあって、その上、はっきりとした正解がないのです。
だからきっと芝居をするというのは、面白いのです。
「表現」することの面白さを、芝居という媒体で、みんなと一緒に考える時間―-。
なんて贅沢なんでしょう!
表現欲のかたまりの人に、たくさん会いたいです。