声優科|東北新社の学校だから力が身につく!
所属率は業界随一!
自然は教師である
岡崎亮子 オペラ歌手/ボイストレーナー
オペラ「魔笛」「ヘンゼルとグレーテル」等で主演する。また東宝ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」「マイ・フェア・レディ」「ラ・マンチャの男」「王様と私」「エリザベート」等で歌唱指導を行う。
映像テクノアカデミアが開校した時、ある声優志望の方から、発声の仕方について 聞かれたことがありました。
マイクをどの様に使えば自分の声が一番良く聞こえるのか、つまりマイクの使い方ですね。そしてボソボソ声にならない様にするには、どの様な発声をしたら良いのか、 つまり発声法ですね。そこで私は、教壇に立つ時は、発声は勿論の事、口の開け方や、滑舌までチェックするようにしています。
筋力、柔軟性、感受性を養い、プロとして活躍する為の基本的技術を身につける様に指導するのが私の基本姿勢ですが、さらに音楽への関心を持ち、身体表現や 創造性を向上させることも、講義の底辺に置いています。
先に述べたように、教室では開口、滑舌、響きがある声、正しい発音など基礎的なことを指導しますが、魅力的な表現者は、聞く側、見る側の心を動かす役者にならなければいけないと思っています。 与えられた役を、いかに掘り下げ、演じられるか、それには、メソッドを覚え、反復練習が必須です。
そして知識の幅を広げ、役者としての魅力を築くには、一見、何気ないところに目を向け、感性を磨くことも、とても大切です。
「自然は教師である」
道端に花が咲いているとします。 「綺麗な花だなあ」と感じると同時に、「なんと言う名前だろう?どんな匂いがするのだろう?」と、疑問に思わなくてはいけないのです。
好奇心が知識を広げ、感性を磨き、役者としての魅力を備えさせてくれます。 健全に培われた体力のもとで、豊に想像力を発揮し、持てる力を集中・持続して前進して行こうと言うのが、私の信条です。