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【イベントレポート】河本啓佑さん&山本和臣さんトークイベント
12月25日(土)、声優だけでなく、バラエティなどでも幅広く活躍する声優の河本啓佑さんと山本和臣さんをお招きしたトークイベントを開催しました。
イベントでは、声優を目指したきっかけ、声優になるまでの道のり、練習方法、コロナウイルス感染予防対策で変わる収録方法など、ざっくばらんに語っていただきました。
家族に猛反対され、新聞奨学生として働きながら声優の専門学校に通っていたという河本さん。
「本当に、めちゃくちゃつらかった」
「今こんなに苦しい思いをしているんだから、絶対に声優になってやる!」とさらに気持ちを強くしたそうです。そして、「自分の中で、どん底を経験したからこそ、メンタルが強くなったと思う」とおっしゃっていました。
反対に声優という職業を知らなかったという山本さん。
これには「そんなに特徴のある声をしているのに?」と司会を務めた佐藤宏樹 吹替ディレクターもびっくり。
舞台役者になるために16歳で上京。劇団に入っていた時に、自分が思い描いて演じている役と、見ている人が持つイメージにギャップがあることを感じていた時、
劇団の社長さんに「声優という職業があるよ」と勧められ事務所のオーディションを受けたそうです。
養成所を経験していなかった山本さんの練習方法は、最新のネットニュースを教材にして音読をすること。
「視野も広がるし、おススメ」だそうです。
声優を目指すイベント参加者に対し、
河本さんは、
「発声や滑舌などの基本は、学校でも教えてくれるし、最近はネットにもたくさん上がっているし、ちゃんと努力していればしっかりと身につくもの」
「まわりが気になったりすることがあると思うけど、気にしないこと」
「お芝居に正解はない。自分が練習してきたお芝居を現場でディレクターにダメ出しされたとしても”この現場では、こっちが正解か”と思えばいい。」
と常にポジティブにとらえる姿勢の大切さを教えてくださいました。
山本さんは、
「いろいろな人に、たくさんのことを言われても、分からないこともあるし、すぐにすべて実行することはできない。
分からないことを無理に頑張ろうとすることは大変だから、今は自分が理解できてすんなりできること、それは得意なことだからそれを伸ばせばいい。
今は飲み込めないことも、いずれ分かる時がくるから」
とアドバイスいただきました。
他にも、新人の頃の経験談やコロナウイルス感染予防対策で変わる最近の収録現場についてもお話ししてくださいました。
トークイベントはとても盛り上がり、だいぶ時間が延長していましたが、
お二人とも質問にひとつひとつ真摯にお答えいただき、参加者は大変喜んでいました。
河本さん、山本さん、お忙しい中ご来校いただきまして、ありがとうございました!!