映像テクノアカデミア

Techno Voice スタッフが綴る公式ブログ

2018年12月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

月別アーカイブ

【声優・俳優】声優・俳優科 シアターサンモール修了公演案内【俳優研修クラス】

2012年3月 6日 16:24

俳優研修クラス18名が修了公演でご披露する演目は、木野花さん作の「喝采」です。

俳優研修-009.jpgのサムネール画像
演出の佐藤宏樹講師より、作品決定のいきさつや見所を語ってもらいました。

この演目にしようと決めたのは、題名を一目見て気に入ってしまったから。
そして、ちあきなおみさんが唄う同名の歌がとても好きだからです。

そんな安易な決め方をしたバチが当たったのでしょう。

物語は、大衆演劇(カツラに白塗りのあれです)の一座を描いたものなのですが、まったく馴染みが無い世界だったために、本を読んでも「???」となることばかり。
それならばまずは本物を見に行こうと、東十条にある劇場に生徒共々見学に行ってきました。

上演時間3時間半。まるで夢でも見ているかのような心持ちになりました。
メイクや衣裳、照明などとてもきらびやかな印象のある大衆演劇でしたが、連日の公演、しかも毎日演目が違うと聞いて、生半可な気持ちではやっていけない厳しい世界なのだと思い知りました。
同時に、家族同然(中には本当の家族も)の付き合いの中から生まれてくる一体感、お客さんを楽しませることに全てをかける激しい情熱など、これから役者という道のりを歩む生徒たちにとって、必要なものばかりであることに気づき、やはりこの演目を選んで正解だったと確信しました。
俳優研修 006.jpg


一座の看板である座長が死んでしまったところから物語は始まります。
遺言状を開けてさっそく内部分裂。古参の座員たちがこぞって辞めてしまい、一座は存亡の危機に。
オーディションを開いて新人を集めますが、集まってきたのは、極度の上がり性や頭でっかちの大学院生、素性の知れない女に、落ちぶれた元アイドルと、一癖も二癖もある人たちばかり。

昔ながらの由緒正しき伝統と新しい現代的な感覚が火花を散らしたその先には、いったい何が待ち受けているのか?

俳優研修の面々が心を込めて演じます。皆々様、「喝采」とくとご覧あれ!


俳優研修クラス「喝采」
3月24日(土) 19:20 開演 です!!

<前の記事     次の記事>